国立大学法人 奈良教育大学 大学院教育学研究科    
  組織的な大学院教育改革推進プログラム 「地域と伝統文化」教育プログラム  
 
 
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世界の中の奈良        
  共通コア科目「世界の中の奈良 -伝統と継承・発信-」    
       
  授業の目的    
   日本の伝統文化を見直そうという社会的機運の高まるなか、本学の立地する特色ある地域である奈良の伝統文化とその源流について、最新の教育内容学の成果に基づく教材開発、ひいては教授法・学習法の開発ができる高度な力量を形成するプログラムを開発することが必要とされている。本学で学び、教育者を目指す大学院生に、その専門分野のいかんに関わらず共通して、奈良時代以前からユーラシア大陸に向かって開かれた日本文化の中心であり、平城京よりの遷都後も現代に至るまでの広範に規範性を持ち続けた奈良の文化について、学際的・教科横断的な認識・理解をもたせることは、本学の人材養成目的に的確に沿っている。また、知識基盤社会における教育の現代的・国際的な課題を解決していくうえで、自国の文化に対する知識と正しい認識とが必要不可欠であることは、本学のみに限らない普遍的妥当性を有している。このような観点から「地域と伝統文化」教育プログラムのコア科目として「世界の中の奈良 ―伝統と継承・発信―」を設定する。    
       
  授業計画(内容と方法)    
   「世界の中の奈良 ―伝統と継承・発信―」は、広域としてのアジアが奈良をはじめとする日本の各地域に伝えることになった文化の実像を、実技も交えた芸術創作や人文・社会科学と自然科学との融合から解明し普及することを目指す伝統文化・文化財と「伝統文化の教育法」を鍵にアジア諸国の教育大学との連携を図る異文化理解との二つの柱を持ち、単なるオムニバスではなくティーム・ティーチングの形態をとって展開される。    
       
       
 
奈良教育大学
   
       

         
   

これまでに実施した講義(2008年度実施)

講義日
 
   


1)  オープニングレクチャー(金原准教授)

2)  自然科学と奈良の伝統文化・文化財(長友教授)

3)  伝統文化・文化財と自然環境(金原准教授)

4)  世界のなかの奈良のやきもの 《天平の華・奈良三彩》(脇田特任教授)

5)6) 大和文華館 「崇高なる山水-中国・朝鮮、李郭系山水画の系譜-」 見学(山岸准教授)

7)  奈良の彩色 -剪紙(切り絵)体験で、「繧(暈)繝彩色」を学ぼう-(大山准教授)

8)9) 高畑・元興寺・京終・大安寺の歴史をたどる -平城京外京より左京へ-(山岸准教授)

10)  伝統文化・文化財の実践体験 -塼仏(脇田教授・大山准教授・山岸准教授)

11)  世界の伝承文芸と奈良(竹原教授)

12)   写経―奈良に息づく伝統の実践(福光教授)

13)   世界の文化比較と奈良(頓宮准教授)

14)   外国語としての日本語(澤田准教授)

15)   「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」まとめ 院生によるプレゼンテーション


2008/10/01

2008/10/08

2008/10/15

2008/10/29

2008/11/01

2008/11/05

2008/11/12

2008/11/19

2008/12/03

2008/12/10

2009/01/07

2009/01/28

2009/02/04

 
         

 

           
           
 
授業実施例 「『発信』としての院生によるプレゼンテーション」 
2009年02月04日実施
 
   


2009年02月04日、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」のまとめとして、院生によるプレゼンテーションが行われました。
このプレゼンテーションは、学習成果の「発信」の具体例として院生がグループごとに別れてテーマを設定し、プレゼンテーションを行ったものです。発表は、外国語教育の視点から見た奈良の中の外国人についてや外国人留学生の意識アンケート結果の発表、東大寺の梵鐘や奈良などで行われる祭についての発表、信貴山縁起絵巻を活用した教材開発の試案、そして奈良の鹿と鹿煎餅についての発表など、多岐にわたる意欲的な内容のものでした。



プレゼン資料

 

院生のプレゼンテーション①

講義風景
 
   


院生のプレゼンテーション風景


院生のプレゼンテーション②
   
       
           
           
           
 


授業実施例 「高畑・元興寺・京終・大安寺の歴史をたどる
          -平城京外京より左京へ-」
2008年11月12日実施
踏査地域:奈良市(高畑~大安寺)
 
   


  2008年11月12日、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」の授業の一環として、奈良教育大学から奈良市埋蔵文化財調査センターを目的地として、途上に点在する文化財を見学しながら歩いて平城京外京から左京へ向かう踏査を実施しました。
13時に奈良教育大学を出発し、途中、頭塔、大乗院庭園、元興寺塔跡、奈良町(旧元興寺境内)、御霊神社、北京終地蔵院阿弥陀三尊石仏、野神古墳、大安寺、奈良市埋蔵文化財調査センターなど、様々な文化財や古墳、施設などを歩いて巡り、奈良教育大学周辺の特色ある伝統文化・文化財を体感し、学習しました。


講師:山岸公基 准教授

01

奈良県地図

 
頭塔
頭塔
北京終地蔵院
北京終地蔵院阿弥陀三尊石仏
   

野神古墳
野神古墳

大安寺
大安寺東塔跡
   
       
           
           
           
 


授業実施例 「奈良の彩色
        -剪紙(切り絵)体験で、「繧(暈)繝彩色」を学ぼう-
2008年11月05日実施
 
   


2008年11月05日、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」において、大山准教授の指導の下、剪紙(切り絵)の制作体験を行いました。
この講義では、実際に剪紙(切り絵)を体験することにより、伝統的な彩色である「繧繝彩色」を学ぶことを目的に実施されました。

 

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剪紙(切り絵)体験で制作した剪紙

 
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大山准教授の講義風景①
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大山准教授の講義風景②
   

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制作中の院生①

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制作中の院生②
   
       
           

 


 

         
   

これまでに実施した講義(2007年度実施)

講義日
 
   
 1)  オープニングレクチャー(上野教授)、伝統文化・文化財と自然環境(金原准教授)

 2)3) 平城京と奈良を歩く -北山の辺の道(金原准教授・山岸准教授)

 4)  世界の中の奈良の焼き物(脇田教授)

 5)  自然科学と奈良の伝統文化・文化財(長友教授)

 6)  奈良の彩色 -古代・中世(大山准教授)

 7)8) 平城京と奈良を歩く -平城京外京より左京へ(山岸准教授)

 9)  伝統文化・文化財の実践体験 -塼仏(脇田教授・大山准教授・山岸准教授)

 10)  世界の伝承文芸と奈良(竹原教授)

 11)  吉備塚古墳の大刀文様 -人文学的手法とデータ解析(山岸准教授・寺西准教授)


 12)  世界の中の日本語 -日本語は難しい言語か?(澤田准教授)

 13)  世界の文化比較と奈良(頓宮准教授)


 14)  「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」まとめ 院生によるプレゼンテーション


2007/10/24

2007/10/28

2007/10/31

2007/11/07

2007/11/14

2007/11/21

2007/11/28

2007/12/05

2007/12/12

2007/12/19


2008/01/09

2008/01/30

 
         

    >> 2007年度 共通コア科目「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」 授業終了時アンケート結果  

           
           
 
授業実施例 「『発信』としての院生によるプレゼンテーション」 
2008年01月30日実施
 
   


 2008年01月30日、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」のまとめとして、院生によるプレゼンテーションが行われました。
 このプレゼンテーションは、学習成果の「発信」の具体例として院生がグループごとに別れてテーマを設定し、プレゼンテーションを行ったものです。発表は、奈良をはじめとする日本各地、そして受講留学生が中国・新疆ウイグル自治区の文化を紹介するなどアジアまで及ぶ、多岐にわたる意欲的な内容のものでした。また、木画制作を体験するワークショップも行われ、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」に相応しい成果が示されました。

 

木画体験ワークショップで制作した木画

 

院生のプレゼンテーション①

講義風景
   


院生のプレゼンテーション②


プレゼンテーション風景
   
       
           
           
           
 
授業実施例 「伝統文化・文化財の実践体験 -塼仏-」 
2007年11月28日実施
 
   


  2007年11月28日、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」において塼仏の制作実習を行いました。はじめ、山岸公基准教授から「塼仏の歴史と美」と題した講義が行われ、アジア地域の塼仏、そして奈良における塼仏の歴史や美について紹介されました。引き続き、陶芸の観点から脇田宗孝教授より塼仏についての講義がなされました。
 次いで、実践体験として塼仏に金箔を押す実習を実施しました。用いた塼仏は、予め脇田宗孝教授と脇田研究室の大学院生が制作したものです。大山明彦准教授の指導のもと、金箔を押す技術を学び、実際に塼仏に押していきます。金箔に触れること自体が初めての受講生も多く、予想以上に時間がかかりましたが、無事に完成させることができました。実際に塼仏を扱い金箔を押す実習を通して、伝統技術の一端に触れることのできる貴重な機会を得ることができました。

 


講師:脇田宗孝 教授・大山明彦 准教授・山岸公基 准教授

制作したセン仏

実践体験で制作した金箔塼仏

 
山岸准教授の講義
山岸准教授の講義
脇田教授の講義
脇田教授の講義
   

大山准教授の実習
大山准教授の実習

実習する院生
実習する院生
   
       
           
           
           
 
授業実施例 「平城京と奈良を歩く」   2007年10月28日実施
踏査地域:天理市~奈良市
 
   


  2007年10月28日、「世界の中の奈良-伝統と継承・発信-」の授業の一環として、天理市から奈良市にかけての山の辺の道の踏査を行いました。山の辺の道は、奈良盆地東縁に位置する南北におよそ35kmほどの古道です。一般的にハイキングコースとして親しまれているのは天理市の石上神宮から桜井市の大神神社までですが、今回わたし達が踏査したのは、天理市から北へ、奈良市の奈良教育大学までの20kmほどの道程です。
 朝9時半に天理駅を出発し、天理参考館、塚穴山古墳、西山古墳、峯塚古墳、内山永久寺跡、石上神宮、石上大塚古墳、東大寺山古墳、赤土山古墳、和爾下神社古墳、善福寺、黄金塚古墳、崇道天皇陵、念仏寺など、様々な古墳や遺跡などを歩いて巡り、自らの足で踏査することで奈良という地域の特色ある伝統文化・文化財を実体験を通して学習しました。


講師:金原正明 准教授・山岸公基 准教授



奈良県地図

 
塚穴山古墳
塚穴山古墳(石室)
峯塚古墳
峯塚古墳(石室)
   

内山永久寺跡
内山永久寺跡

石上神宮
石上神宮
   
       
           

 

           
         
 
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